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がまごおりベイサイドトレイル

だいぶ久しぶりにトレイルランニングの大会に出場してきました。

 

去年の年末にも別の大会へ申し込んでいたのですが、脚を痛めて出場できませんでした。

 

なかなか治りが悪く一月でもちゃんと準備ができるかどうかわかりませんでしたが、蒲郡市と自宅から一時間ちょっとで行けるなじみのある場所なうえに、距離が20kmで獲得標高が1300mとトレイルランニングの大会にしてはイージーな部類に入るため申し込みをしておきました。

 

3月に開催される比叡山インターナショナルトレイルランへも申し込もうか悩みましたが、こちらは距離が50kmで獲得標高が3700mです。

 

こちらが一般的なトレイルランニングの大会のイメージですが、こちらはとても満足のいく練習を積み重ねることが出来なさそうなのでやめておきました。

午前5時30分、熟睡するねろ様のお見送りなしで自宅を出発です。

 

午前7時前に会場到着、受付へ向かいます。

 

 

近場なだけに何人かの知り合いに遭遇します。

 

何年ぶりでしょうか。

 

なかでもボランティアで参加していた人とは10年以上ぶりです。

 

当時は運動能力が近いせいもあり二人で遊びに行ったりしていましたが、いつの間にか疎遠になっていました。

 

ボランティアで受付作業をしていて忙しそうなのでまた後で時間がある時に話すことにしてレースの準備に向かいます。

 

レースのスタート地点はここから2kmほど離れた場所になります。

 

ゴール地点は受付付近なのですが、途中国道23号を横切らなければいけないのでそのような処置になったかと思われます。

 

こんな小さい規模の大会で国道交通規制などできるわけもなく、信号厳守なのでスタート直後に信号待ちとなると大混乱必至です。

 

帰りはだいぶばらけているしそれぞれ信号を守れよと。

 

信号を無視したら次回の開催はないよ!と脅されました。

 

ちなみに信号の赤の時間が1分40秒、青の時間が20秒だそうです。

 

相手は国道様ですから弱小県道なって20秒でいいだろうということですね。

 

僕レベルなら1分40秒止められても大したことないけどトップの人たちには大きいロスになるでしょうね。

 

まあ運次第です。

レースの準備をすすめます。

 

頂いた品々、こんなTシャツ着ないよ!と思っていましたが今日は家からレースのウェアを着込んできていたため、帰りの着替えを忘れてしまいました。

 

帰りの着替えを忘れないようにしないとな、と考えつつ忘れてきました。

 

50代あるあるですね。

 

こんなTシャツを帰宅時ありがたく着させて頂きました。

スタート地点へ向かう時にまず目に入ったのがこれ、がけ崩れです。

 

怖いですね。

 

2023年6月2日の大雨で崩れたそうです。

 

長いこと通行止めになっていたようですね。

こちらが最強国道23号様を横切る例の場所です。

 

奥に見える弘法太子像スタート地点になります。

 

50mくらいの高低差があるでしょうか。

スタート地点が見えてきました。

 

アップで走ってきたので身体はしっかり温まりました。

うん、すごい迫力。

iPhoneの光学5倍ズームで見ると鳩のふんまるけです。

スタート地点から見る蒲郡市街竹島

 

奥は三ヶ根山かな。

スタート20秒前。

 

いつもは最後尾からスタートしますが、今回は中盤辺りからスタートさせて頂きます。

なぜならスタートしてから登山口への距離が短いため人を抜くのが大変な登山道ではとんでもない渋滞が発生しそうだったし、数年ぶりの知り合いがそこに居たからです。

 

まあとんでもない渋滞には結局はまったのですが、そこはみんな同じ条件なので仕方ありません。

スタート後約一時間で最初のインスタスポット(インスタはやってません)五井山です。

 

すでに周りの選手はまばらで抜きつ抜かれつをくり広げていましたが、この景色では脚を止めざるを得ません。

 

竹島があるのかないのかわからないほど小さく、存在感のあるひょうたん島は三河大島でしょうか。

 

なつかしい。

 

数十年前にはよく海水浴に行ってました。

スタート後二時間ほどで長い階段です。

 

頂上付近には神社のようなものがありました。

 

この方の山行が参考になります。

 

さんこうがさんこう( ̄ー ̄)ニヤリ

 

序盤に抜いた人が「後半に長い階段があるから脚をためておかないと」と言ってましたが、そんなことしても無駄な感じです。

砥神山

 

階段を上った先にはなんて読むかわからない山がありました。

 

ここで約15km地点経過時間は2時間10分です。

 

20kmだから4時間くらいかかるかなと思っていたのでだいぶ早くゴールできそうです。

 

ここからは気持ちのいいアップダウンを繰り返えし約17km地点で舗装路へ、往路で上ってきたところに出ました。

 

残念ながらゴールまでは舗装路になります。

 

途中にも何か所か舗装路を走ることがあったのですが、マラソンなどスピード練習をしていない僕は舗装路が遅い。

 

山の下りも遅いですが。

 

山の上りで抜いた人たちに山の下りと舗装路で抜かれる。

 

後半になるとだいたい同じ人たちと抜きつ抜かれつになるので、お互い不得意分野になるとさっさと道を譲るみたいな感じになります。

 

案の定舗装路に入ったとたんに軽快な足音が近づいてきました。

 

僕より年配のように見える中年が颯爽と抜いていきました。

 

僕も精一杯走ります。

 

最強国道23号が近づいてきます。

 

タイミングによっては1分40秒止められてしまう例の所です。

 

この時走りながら僕は考えました。

 

信号が見えて青ならそれは間に合うわけないのでそのままのペースで、赤ならいつ青に変わってもおかしくないので信号まで猛ダッシュで。

 

信号が見えました。

 

赤です。

 

猛ダッシュです。

 

先ほど颯爽と抜いていった中年に追い付きました。

 

信号まであとちょっとのところで国道側信号が黄色に変わるのが見えました。

 

完璧です。

 

よ「最高のタイミングで変わりそうですね。」

 

無視でした。

 

交差点には女性を一人含む3人の選手が信号に引っかかっていました。

 

彼らはどのような心境で信号待ちをしていたのでしょうか。

 

興味深いですね。

 

今リザルトを見たらこの女性が女子の優勝者だったようです。

 

最後の下り、というか階段です。

 

ここはスタート前に通ったところなのでよく覚えています。

 

すぐ前に見えるのが颯爽と抜いていった中年。

ゴールへ向かう海岸線です。

 

颯爽と抜いていった中年は平地に入った途端に一気に離れていきました。

 

勝手な印象ですが今回普通のマラソンランナーが多く出ていたように感じます。

 

場所的にも参加しやすかったのでしょうか。

ゴールです。

 

最後の平地は僕もがんばって走ったのですが、データを見ると1km4分38秒ペースでした。

 

恥ずかしいくらい遅いです。

 

まあでもとても楽しめたので満足の結果です。

 

やはり海岸線沿いの山は低山でも結構景色を楽しめますね。

2時間39分28秒でした。

 

総合42位はうれしいけど、年代で8位は残念です。

リザルトを見ると僕の前三人が50代です。

 

僕はちょっと離れますが前の三人は10秒間隔でかなり暑い戦いだったことでしょう。

こちらが受付からゴール付近に移動していたボランティアの昔なじみです。

 

10年以上前からまったく顔が変わっていませんでした。

 

そりゃそうですよね、当時から化粧の厚みがすごかったですから。

 

なんか懐かしくて10年以上ぶりなのに昔と同じ行動に出てしまいました。

 

画像を編集していて気づきましたが、他のボランティアの方々が冷めた目で見てました。

ゴール付近の風景です。

 

お店が何件か出ていましたが買う人は皆無でした。

がまごおりうどんなるものを買ってみました。

 

あさりが入っていて美味しかったです。

 

お腹空いていたし。

閑散としていたがまごおりうどん屋さん、僕が購入してからは次から次へとお客さんが来てました。

 

俺様のおかげですね。

帰りがけに気になるオブジェがありました。

 

市民病院の駐車場です。

 

さすが蒲郡市ですね。