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針ノ木サーキット稜線歩き編

今迄画像は撮影したまま使っていたけど、それでは容量が大きすぎて表示しづらいですよねたぶん。

 

今更気づいたので前回の分から画像をだいぶ軽くしてみたのですが、、、なんか空がウネウネしてますね。

 

 

それはさておき、いよいよ稜線歩きです。

 

中央付近に見えているトキトキしているところまで行きます。

 

約9kmほどあるようです。

 

約9kmを登ったり下ったりきれいな景色を見ながら進みます。

まず向かうはあちらの岩小屋沢岳です

 

小屋でもなく沢でもなく山です。

ちょっと進んで振り向くと先ほどまでいた種池山荘とその向こうに爺ヶ岳が見えます。

 

いい感じです。

 

太陽が見えだしたらどんどん暖かくなってきました。

北斜面に入ると冬がやってきました。

 

今季初の積雪です。

 

今季もがっつり雪山を楽しみたいものです。

朝のうちは樹氷がついていました。

 

北斜面と南斜面とで夏と冬のような違いです。

なんか動いた!と思いよく見てみると、雷鳥でした。

 

保護色ですね。

走って逃げる様がとてもかわいいです。

 

追いかけているわけではありませんが、方向が同じなので、、、道を逸れてくれるとありがたいのですが。

動物も歩きやすいところを歩きますよね。

 

程なくして違う方向へ行ってくれました。

悪気はないのだけど怖がらせてごめんなさい。

 

早朝の鹿に続き本日2度目の動物の逃走劇でした。

冬の様相の北斜面を歩いている時は手袋なしでは手がかじかんできます。

 

耳も痛くなります。

 

なんならしもやけにもなりそうです。

北斜面に入ると夏の様相です。

 

暑いです。

 

なんなら半そでTシャツになりたいです。

 

そういえば途中から頭が痛かったり高山病みたいな感じになっていたのは、もしかしたら繰り返される寒暖差のせいかもです。

標高2000m付近まで曇りの予報通り雲海がすごいです。

 

遥か彼方、中央より少し右に富士様が顔を出しています。

 

この時は見えると思っていなかったので気づいていませんでしたが。

岩小屋沢岳の頂上の標識のようなものが見えてきました。

 

小屋も沢もありません。

岩小屋沢岳登頂です。

 

奥に居るのが劔岳?らしいです。

 

さっきひとの山行を見ていたらその人がそう言ってました。

 

言われてみたらトキトキで劔っぽいですね。

 

槍ヶ岳と一緒で一生行くことは無いでしょう。

 

とりあえずここでは撮影会はなしで先を急ぎます。

これから歩く稜線です。

 

最高の天気です。

鳴沢岳

赤沢岳

そしてラスボススバリ岳針ノ木岳へと進んでいきます。

 

鳴沢岳辺りが稜線の中間あたりでしょうか。

 

前半イージー後半ベリーハードな感じです。

 

三股サーキットの時もそうでしたが、前半イージー後半ハードだと体力が尽きてきたときにハードを攻略しなければいけないので失敗しました。

 

今回針ノ木岳まで行って時間と体力に余裕があれば蓮華岳まで行きたいなと思い反時計まわりにしたのですが。

 

結局時間も体力もまったく足りなかったので最初にハードをこなす時計回りにすればよかったです。

針ノ木岳から下った先、針ノ木小屋の向こうに槍ヶ岳が見えました。

 

針ノ木小屋からジグザグの道を下って扇沢駅へ向かうことになります。

 

雪が積もって白くなっているので、ジグザクの道がよくわかります。

鳴沢岳へ向かう途中来た道を振り返ると、、、イージーと言いつつこんな感じです。

 

気を抜いて雪でつるッと滑ったら奈落へ放出されてしまいます。

まあ進む道のハードさに比べると相対的にイージー評価になってしまいますが。

 

近づけば近づくほど怖さが際立ってきます。

鳴沢岳登頂からの撮影会です。

 

人が全くいないので好きなだけ撮影することができました。

 

鳴沢岳滞在時間40分、まだ中間地点なのにのんびりしすぎました。

 

今回はここまで、次回スーパーハード稜線歩き編です。