今回めちゃめちゃ久しぶりの山行は北アルプスの針ノ木サーキットです。
針ノ木サーキットとは黒部ダムへの入り口扇沢駅を基点に針ノ木岳、スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳を巡って扇沢駅へ戻ってくる周回ルートになります。
ぼくの今年一番登りたい山です。
ちなみに二番目は双六岳の天空の滑走路ですが、こちらはもう今シーズンは厳しいかな。
こちらの山行計画は八月序盤から計画していて、毎週の様に今度の水曜日の天気はどうかな?と確認し続けましたが、狙ったように水曜日だけ天気が良くない日が約3か月間続きました。
そしていよいよ北アルプスも積雪が始まった今週の水曜日、満を持して好天予報来ました。
月曜日の朝でこれです。
寒そうだけど最高の天気っぽい。
火曜日の朝でこれです。
朝は雪予報、最高です。
ということで出発です。
朝、、、というより深夜1時出発予定が早く目が覚めたのでほんのちょっと早めに出発。
4時間くらいかかるようなので5時から登山予定なのです。
高速道路をそんなに飛ばさずに走って約3時間半、このトンネルを越えれば登山道入り口前の駐車場というところで前方に何かいます。
鹿です。
めっちゃ睨んできます。
横をゆっくり通過しようとしたのですが。
逃走を開始しました。
いえ、別に追っているわけではないのですが、、、
そしてトンネル出口直前で道を封鎖されました。
はい、もちろん悪気はないと思います。
反対車線からゆっくり通過することができました。
怖い思いさせてごめんね。
予定より早く4時30分に登山道入り口前の駐車場に車を停め、そそくさと準備をして午前4時44分登山開始です。
今考えてみると不吉な時間ですね。
時計をスタートさせるの1分おs、、、、あ、そういえば時計スタートさせるの忘れていて途中からスタートさせたのでした。
正確なスタート時間は登山アプリのスタート時間、4時38分でした。
登山道入り口目の前の駐車場なので道路を渡ってすぐ登山開始なのですが、、、
看板怖いですね。
どんだけ熊が出るんだよ。
まあ僕の場合、BOSEのサウンドリンクフレックスで大音量のアニソンを流しながら進むので、明け方だろうが夕暮れだろうが全然平気です。
なんなら怖いのは「音楽うるさい!」って言ってくるおじさんですね。
今迄3人のおじさんに遭遇しています。
こちらの柏原新道を登っていきます。
こちらからは爺ヶ岳登山の人も登るようですね。
僕が駐車場に到着した時には既に1台、僕が出発するときに更に1台やってきました。
お二方とも爺ヶ岳へ向かった、、、のかな。
出発直前に入ってきた車は僕が下山したらなくなっていたので爺ヶ岳へ向かったようです。
先に停まっていた車の人は稜線へ取りつく前に抜かして、僕が下山した17時ちょっと前にはまだ車が停まっていたので、もしかしたら僕と同じ針ノ木サーキットを歩かれているのか、、、テント泊装備ではなかったようなのでちょっと心配ですね。
この柏原新道登山口からは爺ヶ岳を経て鹿島槍ヶ岳へ行く人もいるみたいですね。
そちらへ行かれたのかな。
僕も鹿島槍ヶ岳は一度登っておかなきゃいけないなと思っています、鹿島だけに。
暗闇の中、ヘッドライトの灯りで進みます。
星がとてもきれいで、iPhoneの手持ち撮影でも結構きれいに撮れました。
ブレてますが。
中央に見えるのが今日のラスボス、スバリ岳様と針ノ木岳様です。
暗闇のなかに突然現れるケルンです。
ケルンの意味は知りません。
午前5時48分、辺りが薄っすら明るくなってきました。
現在山の上の方は雲がかかっているようです。
でも大丈夫です、なにせ最高の好天予報ですから。
何なら今は雪が降っていてもおかしくない予報でした。
空が明るくなり始めました。
最高の時間ですね。
これを見るために暗闇の中登山をスタートしたと言っても過言ではありません。
まあ実際は行動時間の関係ですが。
本当は明るいうちしか歩きたくありません。
向かう山肌も朝日で赤く染まります。
モルゲンロートというやつですね。
最高の時間です。
これを見るために暗闇の中登山をスタートしたと言うのは先ほども言ったとおりもちろん嘘です。
まあ、長い行動時間のせいで暗闇スタートしなければ行けなかった者へのご褒美といったところでしょうか。
まあきれいです。
いつまでも見ていられます。
休憩したいとかじゃなく。
雲海も赤く染まります。
まあきれいです。
6時47分、爺ヶ岳の山肌から太陽が姿を現しました。
僕もあと10年もすれば爺ヶ岳に登る権利を獲得できるのでしょうか。
ほんのジョークです。
種池山荘からパノラマ撮影、なんかへんてこですね。
左側が種池山荘と爺、右側が種池山荘とこれから行く稜線ですね。
なかなかネタがなくてブログを書けない時期が続くので、一つのネタで引き延ばし作戦で行くことにしました。
次回、針ノ木サーキット稜線歩き編、乞うご期待!!
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