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セーフティネット住宅

お客さんと会話をしていましたらですね、事務所の周りをお巡りさんがウロウロしだしたんですよね。

また横断歩道の取り締まりの人やっているのかな?と思ってたら事務所のあるマンションに入っていったようなのですよ。

 

なんか事件でもあるんかな?と思っていたら今度は消防のサイレンが近づいてきました。

はしご車ですね。

なんかはしごを出したり引っ込めたりしています。

消防車2台と救急車1台が集まりました。

 

何事でしょうか?

 

どうやらさきほどウロウロしていたお巡りさんから鍵が開かないと通報があったようです。

 

想像ですが、このマンションには結構なお年寄りが住んでいるようなので、身内の方からかマンションの持ち主からか住人と連絡が取れないということで警察に通報がいったのでしょうか。

救急車から用意されたストレッチャーには誰ものせずに帰っていきました。

 

消防車2台と救急車1台は滞在10分ほどで帰っていきましたが、お巡りさんは相変わらず建物内にいるようです。

 

ちょうどお客さんとセーフティネット住宅について熱く語っていた時だったのでタイムリー過ぎて驚きました。

 

セーフティネット住宅とは

まあ基本身寄りのないお年寄りが部屋を借りやすくシステムですね。

 

古い建物なんかは借り手がなかなか見つからないようなので、セーフティネット住宅として登録すれば国から補助もでるし、住宅確保要配慮者を紹介してくれるようです。

 

ただ身寄りのないお年寄りばかりになると孤独死が出るということになります。

 

まあ仕方ないことですが。

追加でお巡りさんが来られました。

 

車を停めるのにわざわざ挨拶に来てくれたので

 

おま「ちょっと車を停めさせていただきます。」

 

よ「亡くられたんですか?」

 

おま「ご存じですか!」

 

いや知らないよ。

 

よ「いえ想像で、」

 

おま「そうですか、事件性はないようです。」

 

よ「ご苦労様です。」

 

ということでした。

 

ご愁傷さまです。