今日は長良川の堤防で自転車を60~80kmほど乗って、多度さんでトレイルランの練習だなと考えていました。
木曽駒の疲れがちょこっと残っていますが。
長良川の堤防は片道10kmの往復コースで、ほぼ平地の直線です。
ゲートがあって車は許可車しか入れないので、公道を走るよりだいぶ安全です。
とはいえグライダーの人、ラジコンの人、野鳥の会の人などまぁまぁ車も通行していますけど。
ですので風の強い時などは風の抵抗を減らすためになるべく全面投影面積を減らすようにします。
身体の大きさは今更変えようがありませんが、頭の位置は簡単に変えられます。
後ろから見た時に頭が見えないよな姿勢をイメージするのがいいでしょう。
頭を下げるわけです。
頭を下げるとライド中の肩こりも減ります。
ただ前が見えません。
公道でやるのは危険です。
これはレース中ですがこんなイメージで走ります。
もちろん常にこの状態だと前が見えないので、数秒毎に、水泳の呼吸みたいな感じで頭を上げて前を確認しては頭を下ろすということを繰り返します。
今日は10km行って戻りの10kmが向かい風でした。
向かい風に逆らうよう、いつもよりさらに頭を下げて頑張りました。
ほぼ直線の平地とはいえ、ちょうど若干のアップダウンと左カーブのところでそれは起こりました。
確認したタイミングとアップダウン、カーブの具合で左端で停まって休憩されていたその方を完全に見落としてしまいました。
次に頭を上げて確認した時にはその方は目の前に迫っていました。
時速35km/h、目の前に現れた障害物を避け様もなく「ああああー」と言いつつ接触、右に振られた後に身体は前方に吹っ飛び、腰と頭から着地、エアロヘルメットの後ろの部分がグニョッっと衝撃を吸収する感覚が鮮明に残ります。
道路の左端から右端まで吹っ飛んだので、とりあえず邪魔にならないように右の草むらに倒れこんで痛みと戦いつつ、ぶつかってしまった方を確認すると腰を折っていたがっている様、自分のケガや自分の自転車より心配で「大丈夫ですか?!」と聞いても答えは無し。
結構年配の方の様で、これはとんでもないことをしてしまったと思うも痛みで立ち上がれないのですぐ駆け寄ることはできません。
ひとしきり苦しんだ後なんとか立ち上がれるようになったので、立ち尽くすその方のもとにかけより
よ「大丈夫ですか?前見てなくて本当に申し訳ありません、怪我無いですか?」
じ「大丈夫、ない。」
よ「本当にすいません、どこか痛いとこないですか??自転車も大丈夫ですか???」
じ「大丈夫」
よ「本当に申し訳ありません、本当にどこか痛いとこないですか???」
じ「大丈夫」
と言いつつ走りだしてしまいました。
もしかしたらあまりの僕の吹っ飛びようを見て、罪悪感を感じてしまっているのでしょうか。
100対0で僕の不注意なのですが。
でもまあそういことなら一安心です。
ここで痛む腰に手をやるとヌルッとします。
なに?!と思って手を見ると透明な液体、腰ポケットに入れてあったアミノバイタルゼリーが潰れていました。
ヘルメットの後ろの部分とアミノバイタルゼリーのおかげで軽症で済んだようです。
自転車は、、、ハンドルとリヤディレイラーに擦り傷、サドルが曲がっている程度でこちらも一安心です。
痛みを堪えつつ駐車場へ戻ろうとすると、先に走りだしたぶつかった方に追い付いてしまいました。
ちょこっと後ろで観察してみたら、本当に痛いとこはなさそうです。
よ「本当に不注意ですいませんでした。」
もう一度謝りつつ抜き去ります。
駐車場に戻り怪我確認すると
尖ったところが満遍なく擦り傷、右の手の甲がだいぶ痛むのでここでも衝撃を吸収できたようです。
そして腰は
なんかポコッと腫れていますが、これは見なかったことにします。
ここで問題、これ走れるでしょうか。
自転車は途中でやめたけど、トレイルランは行っておきたい。
ランニングの格好にするか帰宅の格好にするか裸でさんざん悩み、ちょっと走ってみたらかなりの衝撃が来るのでこれは無理そうだということで帰宅することに。
途中B&Dへ寄って治療材料を仕入れつつ帰宅しました。
帰宅後、脚の傷を見せると
社長「ひぃぃいいい、ゾっとした!」
よ「こっちはもっとするよ。」
と腰を見せると
社長「ひぃぃぃぃぃいいいい!ゾゾッとした!!!」
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