今回は友人のホームグラウンドを荒らしに藤原岳へ行ってきました。
藤原岳は鈴鹿山脈の北部に位置する標高1140mの山です。
藤原岳登山口から頂上までヤマップによると3.5kmで1033m登るようです。
僕の時計では4km以上ある感じですが、山の中でのGPSはあまりあてにならないかもしれませんね。
いつも行く石津御嶽は2.5kmで約640m登ります。
石津御嶽に比べて藤原岳の方が斜度がだいぶ楽に感じたでなんかどちらもあてにならない気がします。
今回、長良川の堤防で自転車の練習をしてから藤原岳へ行こうかと思っていましたが、朝起きてみると外はかなりの強風で、この強風の中自転車はかなり辛そうだなと思い、急遽藤原岳トレイルランだけに変更、自転車の練習をしないなら二往復してこようかなって感じで出かけました。
東名阪高速道路を走っている時にいつも気になるずいぶん削られた山が近づいてきました、その奥に藤原岳はあるようです。
藤原岳より南にある鈴鹿山脈の山はほとんど雲がかかっていましたが、藤原岳には今のところ雲がかかっていません。
日ごろの行いのおかげでしょうか。
自宅から一時間ちょっとで登山口駐車場へ到着です。
平日だけあって車は数台しか停まっていませんが、週末には停められなくなる時もあるようです。
車の後ろの席で準備をしていると、ごみ箱になにやら見慣れぬ物体があります。
一昨日フィールで買い物したときに
社長「ケーキを買ったはずだけどどこにもない!」
と大騒ぎしていたけどここに居ました。
表向きならすぐわかったのでしょうが、この状態ではいつも後ろの席に座る社長でも気づかないでしょう。
いや、探してるなら気づけよ。
いや、入れてないし。
スタート前にこんなバカなやり取りをしてしまいました。
藤原岳へ登るコースはストラバのセグメント登録がありました。
ストラバのセグメントとは、ストラバに登録した人たちがそのセグメント(区間)のタイムを競うみたいな感じです。
ちなみにストラバとは自転車やランニングしている人のSNSみたいな感じです。
この鳥居の奥、神社の脇の舗装が終わったところから頂上までがセグメントとして登録されていました。
出た、あきらえすです。
あきらえすはどうやら長久手に住んでいるようで、僕の行く先々いろいろなところで一番早いタイム、、、あれ?この場合、速いではなく早いんですね、日本語むつかしい。
そう、一番早いタイムで登録されています。
たしかねびそ岳でも一番早かったし、石津御嶽、、、あそこは登山競争大会が行われていて、化け物みたいなトレイルランナーが走っているから、さすがに一番ではなかったけど上位に入ってました。
最悪なのが自宅の近所の猪高緑地、そこの上り区間のセグメントを僕が登録した翌日に一番早いタイム登録されてしまいました。
どうやらセグメントで一番になることを生きがいにしている方のようです。
まあそれはいいとして、46分てすごいですね、さすがあきらえすです。
それ以外の人の記録を見てみると。
どうやら一時間を切ると10位以内に入れそうです。
一番早いタイムのあきらえすは別格として、二位の53分、そこから10分落ちくらいなら走れるんじゃないの?と思いました。
初めてなので一本目はコース確認がてらあまり頑張らないように走り、どれくらいで走れそうか様子を見ます。
途中ひらけたところで伊吹山の姿が見えました。
同じ往復二本するなら伊吹山へ行きたいところです。
早く入山できるになるといいのですが。
途中苔だらけで八ヶ岳っぽいとこがあったり
土砂崩れのあとに心もとない橋があったりして
9合目、駐車場から46分弱で通過しました。
これってあと1合、60分は軽く切れるんじゃないの?藤原岳チョロいな!など考えつつ走ったのですが。
9合目詐欺でした。
ほんとに合目ってなんなの?って感じです。
どの距離が正しいかわかりませんが総距離4km前後のところ9合目から頂上までGPS表示で1.5kmありました。
9合目から頂上までが一番長久手一番きつい感じです。
9合目から1kmくらい走ってトイレのところ通過です。
ここからいったん下ってから正面のくねくねを登ります。
藤原岳登頂です。
60分はぜんぜん切れませんでした。
でも本気で走る二本目は60分切り行けるんじゃない!と意気揚々と直ちに下山します。
二本目登頂です。
ぜんぜんダメでした。
魔の9合目以降完全に脚が止まってふらふらウォーキングになってしまいました。
タイムは一本目から2分ちょっとプラスです。
考えてみると約4kmで1000m、二本で8kmで2000m上がっていることになるので体力が尽きるのも当然ですよね。
頂上付近からトイレのところを見ると、奥にまだ雪の少し残る山が、、、白山でしょうか。
このトイレのところからの分岐で天狗岩というところへ行けるらしいですが、脚が痛いから今日は行きたくありません。
最後の下りは前ももの筋肉痛に苦しみながらなんとか無事に下山しました。
下山後は近くのラーメンショップでネギチャーシューラーメンです。
疲れた身体にこってりしたラーメンは最高でした。
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