今回は珍しく土曜日の山行です。
水曜土曜休みの僕としては、できるだけ空いている平日の水曜日に山へ行くことにしているのですが、なにせ今週の水曜日は登山靴を忘れて消化不良、てことで天気も期待できそうな御岳山へ行くことにしました。
御嶽山は今シーズン三回目になります。
前回と前々回は暴風と視界数メートルのため、飛騨頂上で撤退しました。
今回こそは青空の元きれいな雪景色を堪能しつつ継子岳と摩利支天へ行ってくるぞ!という意気込みです。
前日の仕事からの帰宅時、直ちに登山靴を積み込みました。
これで一安心です。
ベッドで漫画を読み始めたらなかなか寝ることができず、睡眠2時間で出発です。
ちなみに漫画は『隣の芝くんはみせてくれない』です。
なんか韓国ドラマでありそうな展開で面白いです。
午前3時出発。
御嶽山のシルエットがきれいです。
雲一つなく、金星が強く光ってます。
あちらには白山です。
朝焼けで薄っすら赤く染まっています。
ずーっと見ていたいけど先を急ぎます。
約4時間で登山口到着です。
今回は下から勢いをつけて上ってきたので、途中でスタックせずに済みました。
テキパキと準備を済ませて登山開始です。
本日の同行者は生真面目なようで、登山口に設置してある登山届を記入し始めました。
今はたいていの人がネットで登山届を出すか、登山届をパソコンで作ってきて投函するかなので、凍える寒さの中登山届を現地で記入する人は珍しいです。
ほぼ絶滅危惧種です。
同「かしまさんのすけはどういう字?」
よ「あ、ぼくはいいです、ネットで出しましから。」
同「。。。すけだけひらがなでいいや。」
登山開始します。
歩き始めて約1時間、摩利支天が見えました。
雲が全くかかっていません。
今日はいけます。
避難小屋で恐竜を作ります。
雪質が良くないせいかうまく作れません。
8時40分、ようやく太陽が顔を出しました。
一気に暖かくなります。
木漏れ日を利用してインスタ映えな写真を撮ります。
インスタはやっていませんが。
森林限界を越えました。
すぐそこに乗鞍岳、なんかあっちにもこっちにも尖った山があるから、あれは槍ヶ岳かな?と思ったら、山に詳しい同行者にきっぱり否定されました。
どうやら左の尖ったのは笠が岳、右の奥に見えている尖っているのが北アルプスの常念岳のようです。
常念岳は登りたいなと思っている山なのですが、工程が長い山の様で、日帰りでチャレンジしている人たちは大体深夜12時とかに出発しているので、なかなかハードルが高いですね。
9時30分、いい天気です。
夏道と、五の池小屋はこちらの方向に斜めに徐々に上っていくのですが
今回はこちらをまっすぐ上って継子岳を目指します。
冬の積雪期にだけ許される直登です。
この程度の斜度なら全然いけます。
ちょっと怖いですが。
ほかの足跡は夏道方面へ向かっています。
せっかく直登できるのにもったいない。
直登をはじめて約1時間、まだ登り切れません。
振り向くと豆粒のような同行者が夏道を進んでいました。
あれ、なんか辺りが暗いですね。
11時、継子岳登頂です。
そうです辺りは真っ白、先ほどまでの青空はどこかへ行ってしまいまし。
山の天気は変わりやすいです。
なんか標があるから見に来てみたら、チャオへ下りるルートでした。
チャオスキー場が見えます。
すごい勾配で落ち込んでいて、積雪期にこちらから登ってくるのは難しいでしょう。
天気が回復することを祈りつつ、同行者が向かった五ノ池小屋へ向かいます。
このトキトキなとこを歩いていきます。
一見危険ぽいけどぜんぜん平気です。
ただ天気の回復の兆しはありません。
うっすらと飛騨頂上が見えてきました。
天気の回復の兆しは皆無です。
これ、今日も摩利支天は無理そうです。
五ノ池小屋で同行者と合流しました。
風は吹いていて寒いけど暴風とまでは言えないので、ここで温かいもので腹ごしらえをてから下山することにします。
のんびりしてたらさらに天気が悪化しました。
まつ毛と鼻毛が凍ります。
でも三度目なのでもう慣れました。
下山です。
三度めの正直でなく、二度あることは三度あるでした。
次こそは青空の元、きれいな雪景色を楽しみたいものです。
今回は濁河温泉ロッジで日帰り入浴ができるという情報を入手したので、寄っていくことにしました。
外にお客さんが居なかったので撮影させていただきました。
とても気持ちのいいお風呂でした。
これはリピート必至ですね。
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