今回の山行は将ぎ頭山です。
将ぎ頭山は中央アルプス、、、ではないんですね、今知りました。
中央アルプスの木曽駒ケ岳のお隣だから勝手に中央アルプスだと思い込んでいました。
木曽駒ケ岳にロープウェイがなかったときは、この将ぎ頭山を経て木曽駒ケ岳に登るのが一般的だったようで、、、いえ一般的だったかどうかはしらないですすいません、登る人も居たようで、木曽駒ケ岳のクラシックルートと呼ばれているようです。
今回はこの木曽駒ケ岳のクラシックルートで木曽駒ケ岳を目指します。
数日前に若い、、、僕から見たら若い女性が登頂している山行が登録されていたので、自分でも行ける!と思い出計画をしました。
午前3時自宅出発です。
登山口到着は午前5時、登山へ行くにしてはとても近くて楽です。
登山口には車が一台停まっていました。
先行者がいるようです。
午前5時10分、まだ暗い中登山開始します。
午前6時30分、空が薄っすら明るくなってきました。
午前6時37分、朝焼けで山肌が薄っすら赤くなっているようです、写真ではわかりませんが。
午前7時7分、太陽が完全に上がりました。
一気に暖かくなってきました。
午前8時、登り始めて約3時間が経ちました。
なんかつらいので避難小屋のベンチで休憩しました。
ついでに恐竜を作製しておきました。
雪質がとてもいいようで、きれいに作ることができました。
午前10時、約5時間登り続けました。
なんか今日はとてもつらくてぜんぜん進みません。
昨夜行った、ローラー台、固定自転車練習器でインターバル練習したせいでしょうか。
午前10時40分、ようやく森林限界を越えました。
目の前に木曽駒ケ岳と宝剣岳が見えています。
もうこの時点で、、、いえもう一時間前から、今日はあそこへ行くのは無理だなと確信していました。
御嶽山もきれいに見えています。
あちらに登った人もきれいな光景が見えていることでしょう。
将ぎ頭山です。
まだまだ結構あります。
なんかもう、今日はあそこまで行くのもつらいです。
ひとつコブを越えました。
御嶽、乗鞍、新穂高などが写っていると思います。
たぶん。
だいぶ近づいてきました。
ここで下山してくる人に会いました。
若い、、、僕から見たら若い女性です。
若「どこまでですか?」
よ「木曽駒までいきたかったけど、今日は将ぎまでです。どちらまでですか?木曽駒まで??」
若「そうです、誰もいなかったけどどうしたのかな?」
よ「あ、ロープウェイは1週間点検で休止らしいですよ、木曽駒まですごいですね!何時からですか?」
若「4時ちょっと前かな。」
よ「じゃあ僕とそんなに変わらないですね、それで木曽駒まで行ったなんてすごいなー、あ、足跡ありがとうございました。」
若「ラッセル大変でしたよ、あとちょっとなので頑張ってください。」
颯爽と下って行かれました。
はい、もうね、ただただ敗北感です。
この方、山行記録を投稿されていました。
もう、敗北感どころの違いではありませんでした、次元の違う速さです。
午前11時30分、将ぎ頭山登頂です。
なんかもう気力も体力も尽き果てました。
行きたかった木曽駒ケ岳への稜線です。
今日は無理です。
時間も体力も気力も残っていません。
南アルプスの向こうに富士山がちょこっと頭を出しています。
予想に反して風が吹いていないので、食事休憩です。
これならドローンを持ってこれば良かった。
午前12時、下山開始です。
開始早々、登ってくる男女と、単独の若い、、、僕から見たら若い女性が登ってきます。
男「おー!熊!!」
よ「あははははー」
女「あー!熊!!!」
僕のリュックに刺さっている恐竜の雪だるまをつく器具を確認して、
女「あー!恐竜見ましたよ!!作ったんですね!」
よ「はい、あははははー」
若2「あー、くまー、なんでそんなの持ってるんですか?」
よ「写真撮影用です。」
撮影されます。
若2「どこまでですか?」
よ「将ぎまでです、まさか木曽駒まで?」
若2「行きたいんですけどねー」
よ「時間的に厳しくないですか?気を付けてください。」
帰宅後山行記録を確認したら、若2は木曽駒ケ岳へ向かう稜線の途中まで行ったみたいです、すごい。
僕はよれよれで下山です。
午後2時30分、なんとか登山口まで戻ってきました。
ここまでこれば駐車場まであとちょっとです。
今回は本当に疲れました。
また元気な時に再チャレンジするつもりです。
帰路では、いつものように恵那のサービスエリアへはんぺんを買いに寄ったのですが、ここから御嶽山がしっかり見えることに初めて気づきました。
中央アルプスもしっかり見えていました。
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