本日の山行は長野県の八ヶ岳、赤岳から硫黄岳まで縦走してきました。
赤岳と言えば結構怖そうなイメージで敬遠していたのですが、登山スキルも結構上がっているはずなのでチャレンジしてみたというわけです。
朝3時自宅出発。
3時間弱で八ヶ岳山荘に到着です。
八ヶ岳山荘の駐車場に車を停めて登山口を目指します。
ここから約3km弱先にある赤岳山荘にも駐車場があるらしいですが、そこまでの道路は大変道が悪く、車高の高い車でないと難しいそうです。
混雑時の赤岳山荘の駐車場の画像を見ると、プリウスやステップワゴンなども停められていたので、僕の車でも行けなくはなさそうですが、歩くのは嫌いじゃないので無理せずに八ヶ岳山荘からスタートしました。
約40分で赤岳山荘通過です。
駐車場に数台停まってます。
山荘自体は営業終了しているようで、ソフトクリームは食べれません。
今回は南沢から登って、赤岳、横岳、硫黄岳と縦走して北沢から降りてくる予定です。
もちろん体力と時間と天気次第で変更したりします。
八ヶ岳といえば岩と苔ですね。
苔好きにはたまらないであろう道を黙々と進みます。
この辺りは走ろうと思えば余裕で走れる斜度だけど、岩がゴロゴロしていてとても歩きにくいです。
すごくときときしています。
全てが尖っている感じですね。
そして今現在も崩れていて形を変えていそうな感じです。
前回行った八ヶ岳の天狗岳とは様子が全然違います。
行者小屋から赤岳へ登るルートはいろいろあります。
と言っても2つですが。
地蔵尾根ルートと文三郎尾根ルートです。
今回な文三郎尾根ルートで登ります。
登山っぽくなった途端にとんでもないとんでもない階段が現れました。
天国へ行けそうな感じです。
振り向けば奈落の底までいけそうな階段になりました。
赤と青の屋根の行者小屋が見えています。
だいぶガレているので階段がないと崩れるのでしょうか。
あれは流石に右から巻いていくようです。
歩きたくなる景色ですね。
いずれチャレンジしてみたいです。
今日はあそこまで縦走する予定です。
今日来れなかった友人に赤岳から硫黄岳まで縦走すると言ったら、「横岳は気をつけやぁね。」と言われました。
なるほど確かにトゲトゲトキトキで危険な感じですね。
最初のゆるーとが嘘のような本格登山です。
あとちょっと。
たぶん。
ここからは怖くて写真を撮る余裕がありませんでした。
距離的には数十メートルをびくびく進み、
赤岳登頂です。
かなり怖かったです。
この時は文三郎尾根ルートで登るのが一番怖いルートだと確信していました。
根拠は自分です。
こんな怖いところをクリアしたなんて、もうぼくら木曽駒の宝剣岳もいけるんじゃない?などと自惚れた会話もしていました。
逆から登ってきた人に、この先は僕らが登ってきたところ以上に怖いとこありますか?などと聞いたりして、最難関ルートをクリアしてきた僕らと、ゆるーとを登ってきた君みたいな上から目線で会話しています。
同行の友人も「こちらのルートで登ってくるのは人気ないんですか?」などと、文三郎尾根ルートが1番怖いルートと確信している感じの間抜けな質問をしていました。
穴があったら入りたいです。
帰ってから調べてみると、実際は逆から来る人が通ってきた地蔵尾根ルートが最恐だそうです。
僕らは縦走するつもりなので迷わず文三郎尾根ルートで登ることを選択しましたが、中岳だけ登る人は、地蔵尾根ルートは危険すぎて下りで使うのは避けるようで、自然と地蔵尾根で登り文三郎尾根で下るということらしいです。
まあ登っている時はそんな事情は知らないので、本日の最恐ポイントはクリアしたからあとは景色を楽しみつつ進むつもりでした。
今日一緒に来れなかった友人の「横岳には気をつけやぁね。」が気になりますが、最難関ルートの文三郎尾根をクリアした僕らには問題ないはずです。
すぐそこには山小屋があります。
赤岳頂上山荘です。
今期の営業は終了しているようです。
こんなところに泊まったら朝夕とさぞかし綺麗な景色を見られることでしょうね。
中もかなり綺麗な様で、僕が唯一泊まったことのある富士山頂上山小屋とは雲泥の差です。
同じ土俵に上げて語ってはいけないレベルですね。
今日は晴れるけど風が結構吹く予報だったので来るかどうかギリギリまで悩みましたが、本日の赤岳山頂は晴天の上無風、これならドローンを持ってこればよかったです。
風がなく太陽がいつもより3km程近いので11月も半ばだというのに暑いくらいです。
ご飯を食べたり、撮影したりして、結局山頂に1時間弱滞在しました。
あちらは赤岳天望荘です。
次はあちらを目指し下っていきます。
もちろんあちらも営業は終了しています。
イージーです。
でも同行者が、頂上でリンゴを食べていた外国人に抜かれています。
すごく綺麗にリンゴを丸齧りしていたので印象的でした。
見るからに恐そうですね。
でも最恐ポイントをクリアしてきた設定の僕らには問題ありません。
はずです。
なんかさっきより大きくなった気がします。
普段あまり富士さまを目にしない名古屋人的には、富士さまが見えているだけでテンション上がりますね。
細心の注意で進みます。
ハシゴを使いつつ登頂する感じですね。
特に何もないのでさっさと硫黄岳に向かいます。
のんびりしすぎて、だいぶ予定時間より遅くなっています。
そりゃそうですよね、あちらから登るのも恐かったんだから、こちらから下りるのも恐いですよね。
だいぶ登山スキル上がってますね。
もう恐いとこはありません。
近くから見るとよくわかりません。
次は人気の赤岳鉱泉を目指します。
赤岳鉱泉到着です。
こちらは営業してました。
オリジナル手ぬぐいを購入して、コーヒーを注文しました。
ここでの宿泊も人気がある様で、ここを拠点に縦走する人もいる様です。
帰りにお風呂へ寄りつつ帰宅します。
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