· 

猫の餌やり

午後8時。

 

自宅でテレビを見てくつろいでいると、前の道路に原付が止まる気配がしました。

 

そういえばAmazonの宅配を18時-20時で指定してあったので、それが届いたのかな?原付で配達なんて珍しいなと思っていたら、

 

「ピンポーン」

 

ねろ様「わんわんわんわんわーん!」

 

あれ、置配指定してあるのにおかしいなと思いつつ玄関に行くと、闇に浮かび上がる黒ずくめの男たち3人。

 

正確には紺色の制服に白のヘルメットですけど。

 

警「ぼそぼそぼそぼそ」

 

声が小さくて聞こえません。

 

顔を近づけつつ、

 

よ「え?なんですか?」

 

警「この辺で猫に餌をあげている人がいるようなのですがご存じないですか?」

 

まず声が小さいです。

 

そして名乗らないです。

 

まあ格好を見れば警察官であることは理解しますけど。

 

よ「いえ、知らないです。」

 

警「ここのお宅なら知っているかもと言われたんですが、、、じゃあ野良猫のいたずらとかはないですか?」

 

よ「以前はうろうろしてたけど、隣の解体が始まってからなくなりましたね。」

 

警「そうですか、わかりました。」

 

と、扉を閉めたのですが、その後も辺りをうろうろする気配がして10分後くらいに走り去りました。

 

実際一度だけ我が家も借りている道路反対側の駐車場の隅っこに、キャットフードのようなカリカリが置いてあるのは見たことがあります。

 

ただそれを誰かが置いている姿は見たことがありません。

 

一時期、我が家も野良猫には悩まされていたこともあります。

 

我が家の庭というにはおこがましい、建物の周りの小スペースに侵入されて、子育てされたこともあります。

 

ねろ様が気配を感じて吠えるので困りました。

 

あとごみを荒らされたりもしました。

 

それは対策をして解決しましたが。

 

今でもたまにうろついているようで、ねろ様が突然吠えたりします。

 

そういうのが腹に据えかねた人が警察に通報したのでしょうか。

 

大変でしたね。

 

ただちょっと気になるのが「あのお宅なら知っているかも」ってなんですかね。

 

いろいろ聞きまわってるうちに、駐車場にカリカリを置いてあるのを見たので「道路反対側のあのお宅なら見てるかも?」みたいな感じだったら、まわわからなくもないのですが。

 

我が家が餌をやっていると思ってる人が「あのお宅が知ってるんじゃないですか?」みたいな感じだったらちょっと怖いです。

 

なにしろそういったご近所戦争みたいなのには関わりたくないものです。