今回の自分でやってみたシリーズは愛車ベル君のスロットルバルブ洗浄です。
数年間付き合ってきたアイドリング不調、とくに夏のエアコンシーズンになるとかなり不安定になり、エアコンで負荷がかかると400回転くらいまで落ち込み、車体がかなりブルブル震える状態でした。
先日車検から帰ってきた時なんかは、さらに調子悪くなり200回転まで下がるようになり、本当にエンストしそうな感じでした。
ネットで調べてみると、この手の不調は古い車にはありがちなようで、スロットルバルブなるものを洗浄すると直る場合があるということで、今回挑戦してみることにしました。
今回モノタロウで購入したのがこちらです。
左から、ガソリンタンクに入れてエンジン内部をきれいにするというフューエルワン、こちらは二回連続での使用がいいらしいので2本購入です。
真ん中が今回主役のスロットルバルブクリーナー、スロットルバルブ洗浄ならこれじゃなきゃダメだ位にいろんな人がおすすめしていました。
こちらモノタロウとAmazonでは1000円程値段が違いました。
右側がヤマビルファイター、鈴鹿山系竜ヶ岳に登った時は同行者だけやられて僕はぜんぜん平気だったんですが、養老山系石津御嶽に登った時にやられました。
石津御嶽はこれからも度々山道インターバルに利用したいので購入しました。
ベル君のスロットルバルブはエンジンの後ろに位置し、エアクリーナーから伸びるダクトの奥に設置されています。
まずこのダクトを外さなきゃいけないのですが、エアクリーナー側の留め具は見えているので簡単に外せます。
スロットルバルブ側の留め具はだいぶ奥にあるため長めのペンチの様なものがないと外せません。
助けてドラえもん!
チャララチャッチャーラー!なーがーめーのーペーンーチー!!
いや、どらえもんは居ないのでホームセンターで買ってきました。
2800円でした。
高いけどこれがないと作業はできません。
取れました。
こいつがスロットルバルブです。
アクセルを踏むと中の円盤が回転して開くということらしいです。
その中が古い車は煤やなにかで汚れて、アイドリング時の空気の進入を妨げ、アイドリング不調が引きおこるらしいです。
ここにスロットルバルブクリーナーを吹きかけ、着なくなったTシャツでごしごし拭くわけです。
最初は円盤をむりやりこじ開けて指を突っ込んで拭いていたんですが、そういえばアクセルを踏めば円盤が回転して開くってことを思い出し、アクセルペダルにつっかい棒をして踏み込んだままにしてみると、
開きました。
ついでに写真撮影しました。
無理やり指を突っ込んでぬぐった部分はきれいになってるけど、その奥は真っ黒です。
真っ黒とはいえ段差が付くほどは汚れていません。
これで本当にそんなに空気の流れに差がつくのだろうか?と半信半疑でシコシコ拭き続けます。
だいぶ奇麗になりました。
円盤の回転軸のところはまだ汚れが残っていますが、あそこは指が届かないので仕方がないです。
この辺で妥協して、ダクトを元に戻します。
戻すのもちょっと大変でした。
車のコンピューターが汚いスロットルバルブの状態で学習しているらしいので、コンピューターの初期化をします。
はい、ぼくにも何のことかはわかりません。
すべて元に戻してエンジンをかけます。
だいぶ回転数が高いです。
そのうち初期化したコンピューターが学習して落ち着いてくらしいです。
はい、ぼくにも意味は分かりません。
20分ほど走った後、回転数がちょっと落ちてきました。
エアコンの負荷がかかっても、アイドリングが乱れません。
ここ何年か味わっていないかった、クリープ現象が発生しだしまし。
懐かしいです。
翌日には700回転くらいで落ち着きだしました。
もう500回転以下に落ちて車体がブルブルすることもないです。
狭いスペースの作業で結構大変だったけど、やってよかったです。
そういえばベル君の前に乗っていた中古のエスティマも16年くらいで発進時にエンストするようになり、信号待ちからの発進でエンストするのでかなりストレスでした。
トヨタ様に相談したけど「原因不明ですね、長いこと乗っているので寿命かも、これからお金かかってきますよ」などと言われ、仕方なく乗り換えたのですが、もしかして奴もスロットルバルブを清掃したら直ったのかも。
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