南アルプスプチ縦走の帰り道、以前から気になっていた下栗の里のビューポイントなる場所へ行ってきました。
なんか『日本のチロル』だとか『天空の村』だと言われているとか。
そんなチロルに40km以上山の中をさまよってぼろぼろの身体で行ってきました。
お供はたまたま同乗してたテッドです。
ビューポイントの入り口には車を停める場所がないので、200m位離れたお店の駐車場に停めて歩いて移動です。
激坂を。
40km以上山の中をさまよってぼろぼろの身体でも200mくらいならがんばって上れます。
とはいえ40km以上も山の中をさまよったぼろぼろな身体なので結構つらい思いをしてビューポイントの入り口まで来てみると
ん?なんです??
なんだとー!!!
800mって結構ありますね、しかも山道ですよ。
いつもなら800mぽっち平気ですけど、なにせ今日は40km以上山の中をさまよってぼろぼろの身体なうえ、完全に油断してサンダル履きです。
駐車場からの道のりを入れると往復2kmにもなりますよ、こんなバリアフリーじゃない観光地SDGsの今の時代に、、、すいません取り乱しました。
ちょっと引き返そうかと思ったけど、ここまで上ってくるのも結構疲れたので、行かなきゃこの労力がもったいないと、変な思考が働いて先を目指すことにしました。
行きも帰りも同じ道を通るようで、すれ違いがまあまあ大変そうな細さの軽めなアップダウンの山道を、大きなぬいぐるみをかかえたオジサンが行きます。
『すれ違いは気を付けて』の看板がいくつもあるのは、すれ違い時に滑落した人がいるせいでしょうか。
ちなみに平日だけに僕以外の人は居ません。
大分来たな、そろそろかな?などと考える僕の目に入る『あと500m』の看板、そうですまだ300mしか進んでいません。
よ「これほんとうに行く価値あるんだろうね、大したことなかったら怒るよ。」
誰もいないし、なにせ40km以上山の中をさまよってぼろぼろの身体なので独り言も出ます。
よ「ほんとーに、ここまでの労力に見合ったものが見られるんだろうね、大したことなかったほんとに怒る男だよ僕は。」
もちろん周りには誰もいません。
独り言です。
決してぬいぐるみに話しかけているわけでもありません。
到着しました。
あ、、、うん。
う、うん。
たぶん40km以上山の中をさまよってぼろぼろの身体じゃなければ満足してたかもしれません。
振り向くと巨大の岩の上に周りの木とは明らかに太さの違う気が生えてました。
こっちの方がすごいです。
帰ります。
40km以上山の中をさまよっても平気だった足の皮がむけました。
コメントをお書きください