今回の山行きは、雪山装備もあまり揃っていないかった去年、3000m級の高度感と、暴風による寒さに即撤退した木曽駒ケ岳。
登山用上着で耐寒レベルを上げ、新スノーシューと勇者のピッケルで登坂レベルを上げた今年はいけるんじゃない?ってことで再チャレンジしてきました。
ロープウェイ乗り場行きバス乗り場。
ロープウェイ乗り場までは許可車しか行けないので、バスで30分ほど。
50分前に着いた時は誰も並んでなく、みんな車で待機してたけど、30分ほど前に来た人たちが並びだして徐々に列ができた感じ。
平日なのに結構人がいますね。
絶対チラチラ見られるとか、なんか言われるとか思ってたけど、誰も話しかけてこない、見られてる気配もない、本物の登山者はこういうノリは嫌いなんですね。
ただ一人、目を見開いて、こちらを見ているのか宙を見ているのか凝視する若者が。ちょっと怖い。
ゴンドラ下りてきた。
冬場は一時間に一本しか動いてません。
これに乗って一気に2612mのホテル千畳敷へ。
到着後、千畳敷を見るとまだ誰も歩いていない!
そう、ここは装備さえあれば体力的にはとてもイージーな山なので、天気がいい日は平日休日かかわらず長蛇の列になるイメージなのです。
去年来たときは祝日だったので、それこそすごい登山者の数で、普段行く山とは全然イメージが違う、それことテーマパーク的な感じ。
あ、危険なルートもあって、そっちはぜんぜん人は居ませんけど、危険なので僕も行きません。
行く道。
休日には人の群れが一本のラインになってる。
来た道。
楽しいので同行者は置き去り。
誰もいない雪道をずんずん進む。
あ、同行者以外に一人現れた、逃げねば。
去年は恐怖を感じた急斜面も、登坂能力の優れたスノーシューと勇者のピッケルのおかげで全然平気。
4番目に登り始めた人のようですね、真ん中あたりに写ってる豆粒の先頭が僕。
あっさり乗越浄土到着。
たまにテッドが飛んでいくほどの風が吹くけど、去年に比べると微風の上にそれほど寒くない。
けど、一応上着を着て、置き去りにした同行者を待つ。
奥は宝剣岳ですね。
今日も登った人がいたみたいだけど、いつかはあそこへ!とか全く思いませんね。
来た。
あ、ヘルメットかぶってる、、、プっ!そんなもんいらん。
後続には追い付かれてないね、上着を着たら直ちに行くよ。
いざ中岳へ。
あそこから、こんな感じで。
中岳到着。
奥に見えるのが木曽駒ケ岳。
あれ?なんか人がいる!
駐車場に乗車してない車が数台あったからホテルに泊まった人でしょうね。
中岳を後にして。
途中、木曽駒ヶ岳山頂から降りてくる6人組とすれ違う。
なんか紐で繋がっている。
危険か?まあ危険と言えば危険か。
紐で繋がったおじさんおばさんたちと、クマのぬいぐるみを抱えた変なおじさんが微妙な空気を醸し出しすれ違う。
先頭の人以外からは挨拶が返ってきた。
先頭の人は本物の登山者だから、山でぬいぐるみを抱えたおじさんなんかとは口を聞きたくないのであろう、気持ちはわかります。
木曽駒ケ岳到着。
今日は暖かいし、風もそんなにないし、とてもイージーでした。
後ろはこの前に登った将ぎ頭山ですね。
あそこから登ってくるのが、ロープウェイがなかった頃の木曽駒ヶ岳へのルートで、クラシックルートと呼ばれているらしいけど積雪期以外でチャレンジしてみたいですね。
さて、来た道を戻ります。
たまたま写り込んだのか、クマのぬいぐるみを背負った変なおじさんを写し込みたかったのかは不明だけど、素敵な画像だったので、いただきました。
ヘルメット、、、プッ!
結構人居ましたね、こんなにすれ違ったっけ。
ヘルメット、、、プッ!
まだお昼前。
このまま下りるのもアレなんで、
地図で確認していた伊奈前岳ってとこかな?と思っていたけど、
ただこのコース、今日1番恐怖を感じるコース。
往く時は登りだから上を見てて気づかなかったけど、下りだと下を見るから、いかにトキトキなところを歩いていたかと思い知らされ、、、二度といかない。
ここを下ります。
前回はすごくビビってたけど、今日の僕にな勇者のピッケルがある。
じゃあ勇者のピッケルいらないじゃん!てことにはなりません。
最初の方は滑るというより滑落。
時折ピッケルで止まらないと、ほんとに危ないです。
実際、放送で滑落事故がおこってますと言ってました。
ちょうどお昼時なので、景色の綺麗なこのホテルで何か食べていこうかとも思ったけど、下山してから駒ヶ根名物のソースカツ丼を食べたいので、とりあえずコーヒーだけ。
若「テッドですよね!」
あ!バス乗り場で目を見開いて見てだ若者!!やはりこちらを見てたのか。
よ「そうですね。」
若「いつも連れてるんですか?」
つ、連れ?持ってくるじゃなく?
よ「いえ、今日だけです。」
実は伊吹山へも行っているし、なんならハワイのコナへも行っているテッド。
よ「よかったら持っていって写真撮ってきていいですよ。」
若「いえ、、じゃあ一緒に写真撮ってください。」
よ「あ、はい。」
なんて事をしていたらロープウェイの時間に。
考えてみたらロープウェイ10分弱、バスに乗り換えて30分、駐車場に戻って着替えてってやってたらお腹ぺこぺこに。
上で食べておけばよかったと思いつつ有名店らしい喫茶ガロへ。
他の人は結構、パックをもらってカツをお持ち帰りしているみたいですね。
とてもおいしかった。
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